立つ鳥の舞 くらまし屋稼業 (時代小説文庫)

著者 :
  • 角川春樹事務所 (2021年2月5日発売)
4.17
  • (49)
  • (53)
  • (25)
  • (1)
  • (0)
本棚登録 : 396
感想 : 39
5

遂にくらまし屋シリーズも追いついてしまいました
ちょびっと悲しいw

それにしてもどんどん面白くなっていくなー
今回は赤也が自分の過去にケリをつける回
そしてぼろ鳶ちょい見せ(今回は秋仁)と表紙でちょいネタバレも健在w

虚の3人の達人で最後の1人、九鬼も登場
井蛙流の奥義もめちゃめちゃかっこいい技名と共に炸裂
しかしながら3人の達人や炙り屋との闘いに不安を感じた平九郎は遂に師匠の磯江虎市を探す決意をする
という赤也の想いや3人の絆にいや茂吉とお春を加えた5人の絆にほろりとさせつつ、今後の四つ巴の闘いに向けて風呂敷を広げまくった今作でした

んー次作へのつなぎ方がとんでもなく上手いのが今村翔吾さんなんだよなー
楽しみすぎ!

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 今村翔吾
感想投稿日 : 2022年9月3日
読了日 : 2022年9月3日
本棚登録日 : 2022年8月31日

みんなの感想をみる

コメント 0件

ツイートする