超能力者バトルものの元祖。
現在あるありとあらゆる漫画やラノベに直接的、関節的に影響を及した作品である。
設定として面白かったのが忍者たちに不具者が多いという所。見世物小屋で次々と現れるビックリ人間的な面白みがありアングラ的な暗い欲望を刺激するものがある。
あとは、女性に対するストレートな肉欲である。ここまでストレートだと逆に笑ってしまった。
この小説が古びてなお輝きを失っていないのは上記の2点が白眉であり、あとに続くものがいない(あるいは時代の趨勢により書けない)からなのかもしれない。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
伝奇
- 感想投稿日 : 2023年2月12日
- 読了日 : 2023年2月26日
- 本棚登録日 : 2023年2月12日
みんなの感想をみる