天使と悪魔 (下) (角川文庫)

  • 角川書店 (2006年6月8日発売)
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 これでもかと畳み掛けるような怒涛の展開に忙しい最終巻。ハサシンを撃退してもまだヤヌスの正体もわからない、反物質の在処も不明と残り1時間を切ってもやることが多すぎる。さすが本場ハリウッドを擁するアメリカで生まれた作品。第1作からラングドンの忙しさと不死身ぶりには驚きよりも笑えてしまう。中でも最後の絶体絶命大ピンチは映画化の時どうするんだろう、と楽しみにしてたら、やはり非現実的過ぎたのか端折られていた。
 日本人には特に理解し難いのだろうが、熱心な信仰者となると彼の動機は頷けるものなのか。いきすぎた宗教は怖い。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 海外ミステリー
感想投稿日 : 2023年10月4日
読了日 : 2017年10月14日
本棚登録日 : 2021年4月17日

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