ちゃんと読んでなかったのかと思うほど種々の伏線を覚えていなかった。何を読んでいたのやら。立証不可能な正に完全犯罪システムを確立した桜宮一族の所業は、復讐とはいえ恐怖そのもの。腑抜けた医学生だったからかは知らないが、天馬くんに責任の一端を背負い込ませるのは間違っている。
海堂作品に出てくる女性はまともな人が少ないイメージだが、著者のイメージか実体験に因るのだろうか。男女問わず相変わらずぶっ飛んだ性格の登場人物ばかりだった。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
日本ミステリー
- 感想投稿日 : 2022年10月17日
- 読了日 : 2014年7月30日
- 本棚登録日 : 2021年4月17日
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