児童文学1冊目は、やっぱり本がボロボロになるまで何度も読んだ『若草物語』から。どのエピソードも大好きで、情景が鮮明に頭に浮かんでくる。冒頭のシーンはまるで本当に絵画を眺めているよう。特に好きなのは散々な昼食会や巡礼ごっこ、憧れの塩漬けライムなど。
教訓がたくさん詰まっているのに決して説教めいておらず、貧しくても日々の生活を姉妹で楽しく勤勉に過ごしているところに憧れを感じる。
訳が古いのと挿絵がないのが気になるので、やはり児童文学は児童向けで読まねば。昔読んだものは、戦慄のエイミィ川ポチャシーンや鼻洗濯バサミなど素敵な挿絵がたくさんあった。これぞ!と思える『若草物語』に出会いたい。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
海外児童書
- 感想投稿日 : 2022年4月5日
- 読了日 : 2014年1月4日
- 本棚登録日 : 2021年4月17日
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