海堂節がくどく感じることも多いが、それでも面白くて一気に読んでしまえるリーダビリティの高さ。本書でAI(人工知能)ではないAi(死亡時画像病理診断)を知った。刊行から15年以上経ち、医療現場ではAiに関してどんな変化が起きているのだろうか。
1つずつ証拠を探して検証するような警察が主役のミステリーとは違い、心理学を用いた聞き取り調査に重きを置いている点が新鮮。終盤の記者会見では田口先生の印象がガラッと変わる。そういえば出世欲はないけどやり手だった、この人。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
日本ミステリー
- 感想投稿日 : 2022年9月29日
- 読了日 : 2012年1月14日
- 本棚登録日 : 2021年4月17日
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