韓国文学。ある日突然極度の菜食主義になる女性。そこから精神異常を引き起こすのだが、彼女のセリフを聞いていたら、ただの考え方の違いで、マイノリティを精神異常者と称してしまっているのではないかと自分を一度見直したくなった。
「木の花火」はセリフに「」がついていなくて、視点であるはずの姉のことを「彼女」と称していたり、姉自身が姉自身を俯瞰で見ているようだった。
「なぜ死んではいけないの」という問いを見て、精神異常者の考え方が全く分からなくはないなと思った。
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- 感想投稿日 : 2020年7月31日
- 読了日 : 2020年7月31日
- 本棚登録日 : 2020年5月15日
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