田村小夜子 35歳 夫 娘の3人暮らし
一人暮らしの姑は何かと辛く当たってくる
友人もいない日々でウツウツとしている
そんな小夜子が心機一転子供を保育園に預け就活を始める
その面接で出会った楢橋葵35歳 独身 小さな会社を経営している この2人が主人公
初めは意気投合、しかし
ことごとく立場が違う女性同士はすれ違ってゆく
小夜子の視点で語られる 現在と
葵の視点で語られる 過去
この繰り返しで進められていく
葵の過去 高校生の葵は読んでいて苦しい
若さゆえの危なっかしさ はらはらする
しかし大丈夫!
角田光代という作家の 登場人物に感情移入させる
その力量たるや 底知れない!
そして読者に元気と希望を与えるラスト
ホントに、本当に感動した
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2023年11月4日
- 読了日 : 2023年11月4日
- 本棚登録日 : 2023年11月4日
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