ホテルローヤルをめぐる7組の登場人物たち。7つの決して恵まれているとは言えない人間物語の中に、それぞれの幸せが滲み出ています。
時を遡りながら、お互いの物語も絡まっている展開で、最後までグイグイと読ませるストーリーテリングの巧みさと伏線回収の読了感が魅力です。
初めて読んだ時はそれほど感じなかったのですが、何十年も経ち、この本の面白さがわかる年齢になりました。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
ヒューマンドラマ
- 感想投稿日 : 2023年12月31日
- 読了日 : 2023年12月30日
- 本棚登録日 : 2023年12月31日
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