私の中で、気分が暗い時や辛い時、ふと手にとる小説です。何度読んだかは数えていませんが、心がモヤっとした時には、とてもスッキリします。私の心の安定剤です。
伊良部医師なんて、いるはずもないのに、いつの間にこういう人を求めてしまいます。明るく陽気で自由奔放。医師として的確かどうかは別として、引きつけられてしまいます。
心の病は、世の中の人が何かしら少しずつ抱えている病気。無理せず自分らしく生きることと社会に合わせることのギャップ。その溝を、本作品が埋めてくれるような気がします。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2024年1月21日
- 読了日 : 2023年10月20日
- 本棚登録日 : 2024年1月21日
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