作者のSF大賞受賞作「華竜の宮」と同様、
信念が強い主人公がなかなか魅力的。
逃げてはつかまり、打ちのめされてもまた立ち上がる。
緊張感の中、物語は展開していく。一気に読めた。
アデリーンのオヤジはさんかれあの父親みたいで、
きもーいww
そのおかげで、読んでてアデリーンガンバレ!
水島ガンバレ!って気分になった。
アデリーンも温室育ちの割に信念が強いな。
アデリーンが水島にラブラブ過ぎなので、
もう少し水島のアデリーンに対する心理描写があればと思うけど、
あえてそれがないので、かえって想像力が膨らむ。
なにはともあれ、読後感はすっきりさわやかな気持ちだ。
私が読んだのはハードカバー版だったけど、
表紙は文庫の方が好き。
…えっ!?文庫版とハードカバー版ラスト違うの!?
(図書館で借りる派の私には選択肢がないんだけど…)
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
SF
- 感想投稿日 : 2013年7月11日
- 読了日 : 2013年6月24日
- 本棚登録日 : 2013年7月11日
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