国芳一門浮世絵草紙 4 浮世袋 (小学館文庫 か 4-5 国芳一門浮世絵草紙 4)

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  • 小学館 (2010年7月6日発売)
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登鯉(とり)が労咳の症状に気づいてから時間が経つ。
年若い弟子が三人入門。
その一人がのちの芳年。

鯨が江戸の海に現れ、黒船がやってくる。
江戸町民たちはこぞって見に行く。

子安の親分は、魚河岸の代表格となり、役所と談判に乗り込むほどに。

それぞれ時がたって、遊び人ではいられなくなった。
遠山は、国芳の家で卒中で倒れる。
背中に鯉の刺青を持った女が見つかる。
その秘密が暴かれる。
二人の父。

ますます病気が進行する登鯉。
親子愛と叶わぬ恋。
悲しいシリーズ第4巻。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
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感想投稿日 : 2021年4月18日
読了日 : 2021年4月18日
本棚登録日 : 2021年4月15日

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