麦の滴-おれは一万石(4) (双葉文庫)

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  • 双葉社 (2018年4月11日発売)
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感想 : 10
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大藩の一門浜松藩から菩提寺改修の折の責任者となり、分担金200両を割当てられる正紀と正広。
互いに小藩で金はない。
そして足を引っ張る敵対するものがいる。

今回は飢饉が続く米に入れて嵩を増やすための大麦の相場に足を踏み入れる。

大きな両替屋ではないが、銭の両替を営む跡取りの房太郎と、偶然知り合いになって二人は新しい分野へと分け入るのだった。

江戸の経済にまで踏み込んだ面白いアプローチの時代小説。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2019年12月12日
読了日 : 2019年12月12日
本棚登録日 : 2019年12月10日

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