父が娘に語る 美しく、深く、壮大で、とんでもなくわかりやすい経済の話。

  • ダイヤモンド社 (2019年3月7日発売)
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市場、環境、いずれも経済と政治が絡み合う。価値=「市場価値」vs「経験価値」それは人間が利益を追求するようになった世界から始まり、競争により多くの格差を生むようになった。また、現実には「作物を収穫する能力があるのに、飢えた人たちに配分することができない社会」を作り出した、と言う。社会は「余剰」を作り出し市場を独占、あり余った分は廃棄処分するというシステムに変え市場統制をしている、と言う。今後社会はAIロボットとの共存を余儀なくされるが人間の暮らす場所はあっても、工場など生産場所の仕事は失くなる。人間はただ単に消費する生物化し、物事は一才AIロボット(独裁者のように)が仕切る可能性も高く、人間との格差が生まれるだろう。更に追求すると「人間の求める幸せとは何か」、ここにある「無知は幸せ」になるのだろうか。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 経済
感想投稿日 : 2023年12月22日
読了日 : 2023年12月22日
本棚登録日 : 2023年12月17日

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