右岸 上 (集英社文庫)

著者 :
  • 集英社 (2012年2月17日発売)
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本棚登録 : 1641
感想 : 116
4

九の半生を描いた話。
九をとりまく状況は、とにかく重い。偏見、超能力、家族がひとつになれないこと…。
茉莉との関係も甘く切ない感じ。

突然旅に出るのは突拍子もない感じもしたけど、世の中の多くの人が苦しいときに思うことを実際にさせたらこうなったのかも、と感じた。
いろんな広が感じる、苦しいとかそういう思いをしょってる人って感じ。

上巻の終わりはあまりにも切なくて、読むのが苦しかった。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 小説
感想投稿日 : 2012年4月21日
読了日 : 2012年4月15日
本棚登録日 : 2012年4月21日

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