ねこが語り聞かせてくれるある国のお話。
人も馬もそしてネズミもいるねこの住むその国は、戦争が終わって、支配されることになった。
「俺を信じるかどうかは、おまえたちの自由だ。どんなものでも、疑わず鵜呑みにすると痛い目に遭うぞ。たえず、疑う心を持てよ。そして、どっちの側にも立つな。一番大事なのはどの意見も同じくらい疑うことだ」
物事を一方的に見ることの危うさ。
自分の頭で考えることの大切さ。
付け足し。
初めて馬をみたねこのトムが、馬の歩き方をまねするシーンがとてもかわいい♡
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
伊坂幸太郎
- 感想投稿日 : 2015年11月22日
- 読了日 : 2015年11月22日
- 本棚登録日 : 2015年11月22日
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