韓国では忠臣蔵並みに誰でも知ってるという暗殺事件。日本人が殺した。さらにその前に、国内の政争でもいったん殺されかかり、遺体不明で国葬もされた後逃げていたことがわかり復権している。なかなかわかりにくい時代だが、角田房子の文章が読みやすく、このままドラマにしてほしいほど。やはり下支えする知識の深さが、表現は抑えても文章を面白くするのだと実感する名著。なるべく歴史を脚色しないよう、当時の時代背景や参照した文献を丁寧に説明している。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
2020
- 感想投稿日 : 2020年2月2日
- 読了日 : 2020年2月2日
- 本棚登録日 : 2020年2月2日
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