共産党でなく、人民解放軍の力に着目して、北朝鮮の張成沢の処刑や将来、軍の統括エリアごと国が分裂して州立国家のようになる・・などと分析しているのは興味深かった。あっという間に読めるボリュームだが、韓国の製造業の話や中国の教育問題など核心をついた分析が多かった。でも自分が中国国内のTVニュースで見たことすら指導者が知らされていなかったからこの国は崩壊だ、とか著者の思い込みが入ってそう。失礼ながら、年齢のせい(90代)もあるのでは・・と思ってしまう。ちょっと自分アピールも多いし・・。でも著者のこれまで書いた本はもっと読んでみたい。
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- 感想投稿日 : 2014年11月17日
- 読了日 : 2014年11月17日
- 本棚登録日 : 2014年11月17日
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