たゆたえども沈まず

著者 :
  • 幻冬舎 (2017年10月25日発売)
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本棚登録 : 5784
感想 : 628
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原田マハ本領発揮の、美術をテーマとした長編。
ゴッホが日本の浮世絵を愛していたことから、日本人の画商2人と、ゴッホの兄にして画商・テオと、そしてゴッホの絆を描いたストーリー。
『さよならソルシエ』読んでいたから、だいたいの空気感がわかるのが良かった。

今やん百億円という値段がつく絵画が、なぜ当時はまったく売れなかったのか。
ただただ不思議。
でもゴッホにしたら、異国で自分が憧れる国の人と出会えたら、それはすごーく素敵な話だなあ。
なによりあのゴッホを、現地で日本人の友人が抱えていたかもしれないって、すごくロマンがある。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2017年10月29日
読了日 : 2017年10月3日
本棚登録日 : 2017年10月11日

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