原田マハ本領発揮の、美術をテーマとした長編。
ゴッホが日本の浮世絵を愛していたことから、日本人の画商2人と、ゴッホの兄にして画商・テオと、そしてゴッホの絆を描いたストーリー。
『さよならソルシエ』読んでいたから、だいたいの空気感がわかるのが良かった。
今やん百億円という値段がつく絵画が、なぜ当時はまったく売れなかったのか。
ただただ不思議。
でもゴッホにしたら、異国で自分が憧れる国の人と出会えたら、それはすごーく素敵な話だなあ。
なによりあのゴッホを、現地で日本人の友人が抱えていたかもしれないって、すごくロマンがある。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2017年10月29日
- 読了日 : 2017年10月3日
- 本棚登録日 : 2017年10月11日
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