罪の声

著者 :
  • 講談社 (2016年8月3日発売)
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感想 : 743
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日本全体を震撼させた事件は、分解してみると虚しい事ばかりだった。しかも、ある一家の人生を完全こわした。どういう状況であっても、犯罪は人を不幸にしているとのメッセージと捉えました。
主人公の一人、当事者は途中で歩みを止めようとしたのに対し、記者は最後までみようと動く。その理由、最後のシーンまで読んだ時に、本当にこういう取材があるのなら、「真実を追求する」マスコミも悪くないと思った。
主人公二人の人柄が良くて、読み進めることができた。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 借物
感想投稿日 : 2019年6月1日
読了日 : 2019年6月1日
本棚登録日 : 2019年6月1日

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