カンガルーには、なぜふくろがあるのか――アボリジナルのものがたり (大型絵本)

  • 岩波書店 (2011年6月4日発売)
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本棚登録 : 49
感想 : 8

珍しく、アボリジナルの民話が10篇入っている、民話の絵本です。
イラスト分類シールは、黄色いオウムね。
外国の民話は、ロシアからヨーロッパ(赤ずきん)、中国から中近東(白い象)、北半球(ネイティブ・アメリカンの横顔)、南半球(黄色いオウム)に分けていますが、それはなぜかというと、方向性が違うためです。
民話はその基盤となっている考え方を知らないと理解できません。
私達がグリムの民話を理解できるのは、その考え方に馴染んでいるからです。

アボリジナルの場合は“ドリームタイム”でしょう。
なので、司書は一度は読んでおいたほうがいいよ。
基礎知識を得るために。

2023/07/13 更新

読書状況:未設定 公開設定:公開
カテゴリ: 【連載】今日の一冊
感想投稿日 : 2023年7月10日
本棚登録日 : 2023年7月13日

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