母子がベランダから転落死した事件は一時事故とされるが、そのなくなった母の手記、息子の祖母宛のメールで状況が一変する。両親に殺されるかもしれないと語る息子、共に息子を殺そうとしたが夫の秘密をあげて自分は殺されるのだという母。死者の告発と、親友の証言、生者の反論。良くも悪くも死人に口なしである状況のもとどちらが真実で裁判の結論はどうなるのか、そしてその後について。
こんな流れの話ははじめてで読む勢いが止まらなかった。
224冊目読了。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
小説
- 感想投稿日 : 2022年8月13日
- 読了日 : 2022年8月13日
- 本棚登録日 : 2022年7月17日
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