登場人物と、セックスがキーになっているというのが共通テーマの短編連作。読み始めは、三浦しをんさんでこういう展開?!っと少し意外に思いましたがそれは導入部分だけで、人の一生におけるセックスというもの、というのがテーマなんだということが分かってからはスイスイすいーっと違和感無く読めました。全てのエピソードが緩やかに繋がっているのですが、最初と最後のお話が序章と終章という対になっていて読後感もすっきり。テーマはセックスなのですがでてくる人たちも描かれ方も飄々としているというかサラサラしているので、とても読みやすかったです。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
ジンセイ
- 感想投稿日 : 2018年10月3日
- 読了日 : 2018年10月1日
- 本棚登録日 : 2018年10月1日
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