人生長い、そして色々ある。
漫画でこんな風にしっとりと自然に
でも漫画らしく、楽しんで感じれるとは。
長い長い映画を見ていたようだ、
細い細いつながりを、本来は見ることのできない
視点から覗くことができて
それがきっと楽しいのだろう。
愉快で、ひそかな楽しみをみつけた無邪気な子供のような
気持ちにさせてくれるのだろう。
ハルタがいれば。
ハルタとどうなっていたのか、
どうにもなっていないか。
ロクとの出会いが違っていれば。
人の恋愛話聞いてる気分だったなぁ。
振り返ると、一番しっくりきたのは
ももかと中西の箇所。
「あたしが気にしていたのはカンナだった」と
恋敵が気になりすぎて好きな人を疎かにしたパターン。
女の嫉妬はおそろしい。
でも女の嫉妬は女にいくんだよな。
ふしぎ。
それをわかっていて、それをしっくり描けるのが、すごい・
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
本棚保存
- 感想投稿日 : 2010年10月8日
- 読了日 : 2010年9月24日
- 本棚登録日 : 2010年10月8日
みんなの感想をみる