獄門島 (角川文庫)

著者 :
  • 角川書店(角川グループパブリッシング) (1971年3月30日発売)
3.77
  • (319)
  • (458)
  • (523)
  • (42)
  • (6)
本棚登録 : 3915
感想 : 361
5

何十年ぶりの再読です。
見立て殺人の状況と犯人は覚えていましたが、横溝作品の一番大事な部分である「なぜ?」が完全に頭から抜け落ちていました。
当時、字面しかなぞっていなかったのが良く解りました。

「○○○○じゃが・・・・・」のセリフも、活字でこそのものだと感じました。
(おそらく、同じセリフでの制作は今後不可能でしょうけど。)
完全に錯覚させられました。
横溝先生、やはり素晴らしいです。
金田一耕助ファイル、全て読むしかないですね。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2021年9月21日
読了日 : 2021年9月21日
本棚登録日 : 2020年11月7日

みんなの感想をみる

コメント 0件

ツイートする