主人公は14歳の中学生カオル。
ひょんな事から天才少年として医学生となる。
しかし大人社会の闇に巻き込まれ、窮地に立たされていく。
子供らしい素直な考えや感情、疑問がストレートに描かれていて、共感できるし応援したくなる。
手強い大人を相手に、勇気を持って立ち向かうのだが、それを助けてくれるパパの存在が本当にカッコイイ。
パパからのいつものメールの冒頭は「ディア、カオル」だが、大切な一文の時の「ディア、マイ・カオル」に愛情を感じ、胸が熱くなる。
「道はいつも、自分の目の前に広がっている」
素敵な言葉ですね。
そして研究室の桃倉さん、佐々木くん、好きなキャラです。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
2020
- 感想投稿日 : 2020年8月12日
- 読了日 : 2022年5月23日
- 本棚登録日 : 2020年5月4日
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