ムーミン・コミックス N:8

  • 筑摩書房 (2001年2月1日発売)
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感想 : 14
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ムーミンコミックス第8巻。パパが相変わらず飛ばしてます。最近は、禁断のムーミン実写化をするならどんなキャスティングが良いか妄想しながら読みます。

■やっかいな冬
今年は冬眠しないと決めたムーミン一家(たまにあるパターン)。そこへ現れた快活なスポーツマンタイプの男が一同にスポーツを推奨してくる。女子たちは彼に夢中になる一方、ムーミン(運動音痴)は面白くない。小説でも、冬に現れるスポーツマンに振り回されるムーミンの話があった。ここらへんに私のトーベヤンソン好きの理由のひとつが隠れている気がする。

■ムーミンパパとひみつ団
旧友のウィムジーの来訪をきっかけに、ムーミンパパがいつもの夢追い症候群に。失われた青春を取り戻すといって旅に出て、スパイの陰謀に巻き込まれ、すったもんだの末帰還。パパ「実をいうと青春を失ったことなど一度もなかったのかもしれない」。

■ムーミン谷の小さな公園
ムーミン谷全体を自然公園に認定し観光で稼ごうとする人たちにその気にさせられたムーミンパパ。温泉やら、滝やら、車で通れる大木やらを作って観光地化に勤しむ。ばかげているから止めさせようとするママの一計が功を奏し、自然公園の認定は取り消しに。そういえば大阪には高速道路が貫通してるビルがあった。あれはたまげた。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 漫画
感想投稿日 : 2018年5月20日
読了日 : 2018年5月20日
本棚登録日 : 2018年5月1日

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