杉村三郎探偵シリーズ。元妻と別れた探偵のもとに依頼人の女性がやってくる。きっかけは些細な調査だったのが、大きな事件になってという話が多い気がしました。
第1話の絶対零度は自殺未遂を計り、実の母との面会を拒絶する女性の話。
第2話は、依頼人に付き添って、やって来た結婚式場では、二組のカップル、それぞれの花婿と花嫁が逃げ出して。
第3話は、自分勝手なシングルマザーのお話。
特に3番目のシングルマザーの様なタイプのひとって、いるよねと思います。責任を他人に転嫁しないとすまないひと。タイトルの昨日がなければ明日もないって、過去に縛られた未來。幸せって自分だけでなれるものではないのだよねと思う。
教訓として、ひとを好きになる時は、多少でも冷静になることって大切だと思いました。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
宮部みゆき
- 感想投稿日 : 2018年12月12日
- 読了日 : 2018年12月12日
- 本棚登録日 : 2018年12月12日
みんなの感想をみる