情報生産者になる (ちくま新書)

著者 :
  • 筑摩書房 (2018年9月6日発売)
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本棚登録 : 1449
感想 : 99
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大学教育の場での論文の書き方や、そのトピックを如何にして抽出するか。論文発表の場でのプレゼンの仕方までを網羅する。

論文のトピックを選ぶときに、漠然としたもの曖昧としたものを選んではいけない。より具体的で、前例のないものが良いと言う。確かに、日本人や日本史、江戸なんていうタイトルは範囲も広いし、自分よりも優れた先行者が何人もいるかもしれない。

一次情報に従った論文や根拠は、仕事でも大切だと思う。勿論、メタ情報や二次情報も立場によっては、どうしても取り組まなければならない課題があったなら必用になるだろう。それでも、一次情報に依るところは大いにあると思う。

新しい付加価値を作り出していくって、大変だけどやりがいがあるのだろうと思う。著書のゼミは大変そうですが。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2018年10月26日
読了日 : 2018年10月26日
本棚登録日 : 2018年10月26日

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