小学五年生 (文春文庫 し 38-8)

著者 :
  • 文藝春秋 (2009年12月4日発売)
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本棚登録 : 3004
感想 : 182
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2021年12月18日読了。

娘が春から小学5年生になるので読んでみた。
小学5年生の少年が主人公の短編集。
女の子も出てくるかと思ってたのだけど、みんな少年だったこともあってか、小学5年生ってこんな感じだったかな?と自分の子どもの頃の感情を想像しながら(思い出せない!)読み進めた。
5年生がどうだかはわからないけど、短いお話であっても感情移入できる心の機微を描くのがうまく、毎回主人公の少年たちの心が救われる様に親目線でホッとしたり、あたたかい気持ちになったりした。

娘は鈍感力高めな様子だけど、すでに色々な感情の中で日々過ごしているだろうなと思う。
これからおとずれる思春期で体験する色んなこと、色んな気持ち、たくさんあるだろうけど、心の支えになれるよういい距離感でそばにいられたらなぁと思う。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 小説
感想投稿日 : 2021年12月18日
読了日 : 2021年12月18日
本棚登録日 : 2021年12月5日

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