第二次世界大戦で日本と戦ったアメリカが日本人の気質を研究するために書かれた本。
著者のルース・ベネディクトは一度も日本に行かず、聞き取り等だけでこれだけのことを書いたとは…と驚かされました。
日本を直に目で見ていない分、時々「あれ?」と思うことや『身から出た錆』のように言葉の選択がおかしく感じることもありますが当時の日本人の思考、気質がアメリカの目で分析されていました。
恥の文化と罪の文化の違いは大きいと感じました。
現在はもうほとんど失われてしまったと感じるものもありますが日本人が日本人を知るためにも色々と参考になるものがありました。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2021年10月28日
- 読了日 : 2021年10月28日
- 本棚登録日 : 2021年10月28日
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