ヨーロッパの架空都市パラディスが舞台の三作品。
曖昧な性、吸血、瀆聖と退廃的な物事が盛り沢山でしたが耽美さをこれでもか!と前面にぐいぐい押す文章がやや気になりました。
『紅に染められ』は状況を把握するのに時間がかかり読み辛かったです。
それでも絶望からの悪徳、悔悛、聖なるものへの回帰を鮮やかに書いた『黄の殺意』はテンポも良く面白かったです。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2018年5月18日
- 読了日 : 2018年5月18日
- 本棚登録日 : 2018年5月18日
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