一矢ノ秋 ─ 居眠り磐音江戸双紙 37 (双葉文庫)

著者 :
  • 双葉社 (2011年7月14日発売)
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本棚登録 : 568
感想 : 59
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タイトルを見て「とうとう反撃に出るのか」と期待して読みました。
相手が強大な権力を持つだけに色々な根回し、特に監視の目を掻い潜る品川一家に拍手をしたい気持ちです。
尚武館佐々木道場の解体はとても寂しく読みました。立派な建物ができ、大先生も存命で盛り上がっていた頃がほんの少し前のように感じて時間の流れを感じます。
道場の解体に寂しさと憤りを感じている分、雹田平とおすなの最期にすかっとしました。
江戸へ戻ると決めた磐音の反撃が楽しみです。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2021年8月30日
読了日 : 2021年8月30日
本棚登録日 : 2021年8月30日

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