Another

著者 :
  • 角川書店(角川グループパブリッシング) (2009年10月30日発売)
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感想 : 787
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ーー気を付けた方がいい。もう始まっているかもしれない。ーー
何年も前から呪われている夜見山北中学三年三組。このクラスは「“死”に近いところにある」という。
“災厄”がない年も、始まって止まらない年も、途中で止まった年もあるとか。
「もう一人」がいる年のクラスでの対策、残されたテープ、見崎鳴の“虚ろなる蒼き瞳”を手がかりに、謎を探り核心に迫る。

面白い!こういうミステリアスなホラーは好き。ただのホラーではなく、鳴ちゃんの生い立ち等所々の疑問の伏線回収もなされ、納得。でももっと怖がらせてほしかったなぁ。

そっか…三年三組は危ないクラスだったんだ。
私は六組だった。担任は新米男性体育教師で、席替えをマラソンで決めるようなクラスだった。
教室からスタートして校庭を周り、ゴールは希望する席。みんな必死w。体育が苦手な者にとって、担任が体育教師って初っ端から不安だった。でもお弁当の時間は「お茶配りは俺がやる!」と言って先生が生徒一人一人の席を周りお茶を注いでくれたのは、今思えば嬉しいことだったなぁ。話逸れた〜。とにかく呪いとは無縁な平和なクラスで良かったε-(´∀`*)ホッ

表紙が好きです。目がきれい。同じく好みの表紙の相沢沙呼著「medium」の“翡翠ちゃん”と隣り合わせで並べてみました。似てるなぁ〜、好きだなぁ〜、と思い調べたら、遠田志帆さんというイラストレーターさんが手がけたのですね!
今後も並べていきます。乞うご期待^^;!

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 日本文学:作者あ行
感想投稿日 : 2023年8月7日
読了日 : 2023年8月7日
本棚登録日 : 2023年8月7日

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コメント 4件

土瓶さんのコメント
2023/08/07

なおなおさん、こんばんは~^^
文庫だとこの表紙、ど真ん中で分かれています。
そのせいかうまく並べてもヒラメ顔に……。
ピッタリくっつけることはさすがにムリですよね。
(´・ω・`)ザンネーン

なおなおさんのコメント
2023/08/07

土瓶さん、ヒラメ顔って…笑
確かに横長にのぺ〜っとしちゃいますよね。単行本の方が美人さんです!
続編を借りるのに単行本か文庫本か迷いました。単行本を狙っていたのですが貸出中で、仕方なく文庫本を手にしたものの、眼帯をしている姿も気に入りました。どうでもいいですね^^;
読んだら並べるので良かったら見てくださいな。
(≖ᴗ≖๑)ウフフ♡

かなさんのコメント
2023/08/07

なおなおさん、こんばんは!
遠田志帆さんのイラスト、ステキですよね(*´▽`*)
綾辻行人さんの作品以外にも相沢沙呼さん
白石智之さん、今村昌弘さん…
このあたり、私も読んでます♪
これから、なおなおさんが並べてくれるのも
レビューを読めるのも楽しみです!

それと、私の中学は2クラスしかなかったので
私は1組でした。
田舎ですし、平和でしたね(^-^;

なおなおさんのコメント
2023/08/07

かなさん、遠田さんの表紙、いいですよね。
かなさんはかなり読まれていらっしゃるのですね。
思えば昔、表紙が怖すぎるからと返却してしまった今村さんの「屍人荘の殺人」もこの方の表紙だったのですよね…勿体ないことをしてしまったものです。
最近、表紙が似ている本を寄せ集めて、本棚の並び替えをすることが楽しくなっております。そのために読む、みたいな…^^;
かなさんご出身の中学は三組はなかったのですね。それは平和でしたε-(´∀`*)ホッ

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