ミステリー小説としてはありそうな話。でも前作同様書き方が面白いのだ。
絵やブログなど資料を提示され、
「謎めいているでしょ?」「おかしいと思わない?」と話が展開していくのは楽しいなぁ。叙述トリックが仕掛けてあるのも好き。
前作「変な家」同様、オカルト好きの栗原が、ブログや絵から犯罪の存在を推測するところから始まる。
考え過ぎじゃない?…なんて思わず、読者も参加すべし。丁寧に繰り返し資料が出てくる。
ブログや絵が、犯罪者の精神分析他、被害者のダイイングメッセージになっているのだ。
短編集と思いきや見事に伏線回収され、納得な読後感。
それにしても作者の雨穴さんってどんな方なのだろう?
白仮面のお顔は怖すぎる(ごめんなさい^^;)。
「変な家」「変な絵」と来たから、他にどんなネタがあるかなと、この前電車の中で退屈だったので考えてみた。
変な公園、変な学校……とかどうかな!?と^^;
次作も楽しみにしています。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
日本文学:作者あ行
- 感想投稿日 : 2023年7月17日
- 読了日 : 2023年7月17日
- 本棚登録日 : 2023年7月17日
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コメント 5件
土瓶さんのコメント
2023/07/17
なおなおさんのコメント
2023/07/17
Hachiroさんのコメント
2024/02/19
なおなおさんのコメント
2024/02/19
Hachiroさんのコメント
2024/02/19