あるかしら書店

  • ポプラ社 (2017年6月6日発売)
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本棚登録 : 5675
感想 : 615
5

この本、大好き。
この本屋さんが「ありますよ!」と要望に応じて出してくれる本やグッズが楽しい。

特に好きなのは、

◯(目次のデザイン)

◯『本のその後』
 読まれなくなった本はリサイクルセンターへ。そこで「物語」は喜怒哀楽その他に分解され、人々にこっそりと振りまかれる、のだとか。

◎『ラブリーラブリーライブラリー』
 図書館の本の話。誰かに読まれる日を体育座りで待ち続ける姿が可愛いく切なくなる。そして借りられて返却される。
「どんな人だった?大事に読んでくれた?そのお家にはどんな本があった?」
聞きたいことは色々あるが、本にも分別があるのであえて何も語らず「帰って」くる、のだとか。
このページから、ケイト・バーンハイマー氏の絵本「さみしかった本」を思い出す。
誰にも触れられずに何年もそこにいることもあるんだろうなーと図書館の書架を見て感じていたので、本に感情移入してしまう。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 大人の絵本・イラストなど
感想投稿日 : 2022年2月10日
読了日 : 2021年5月2日
本棚登録日 : 2021年2月7日

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コメント 2件

ごまめさんのコメント
2022/07/15

ヨシタケシンスケさんの本は、子供の時の清らかな心に戻してくれます。

なおなおさんのコメント
2022/07/15

ごまめさん、こんにちは。
コメントをありがとうございます!

ヨシタケシンスケさんの楽しい本からハッと気付かされたり癒やされたりします。
ごまめさんも読まれるのですね。
レビューを参考にさせてもらいます!

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