猫目荘のまかないごはん (角川文庫)

著者 :
  • KADOKAWA (2023年9月22日発売)
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感想 : 26
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封建的な考え方の父親 父親に逆らわない生き方をしている母親

それにうんざりして 東京にやってきた伊織

友だちの紹介で 賄いつきの猫目荘に入る。

昔ながらの下宿屋さんの建物

私が所帯を持って住んだ45年前の 東京の建物みたいで 懐かしく読みました。

そこは賄いつきじゃなかったけど。

猫目荘に住む人と一緒に銭湯に行ったり
コーヒー牛乳を飲んだり まあ懐かしい!

アルバイトをすると クレーマーのおばさんに捕まったり

それでも 料理に関わる仕事はしたくない

父親のしばりから 脱却したい

でも 自分には 何が出来るかわからない

それでも 周りに支えられて 猫目荘のスタッフになる。

帰省して 親にも報告して 区切りをつける。

独り身なら 何歳でも 混ぜて欲しい猫目荘です。

可愛い猫のボタンちゃんも寄り添う

いいなあ!と羨ましくなっちゃう猫目荘です。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2023年10月15日
読了日 : 2023年10月15日
本棚登録日 : 2023年10月15日

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