非常に実践的な指南書となっています。
中でも3冊のノートをつける方法は、1冊は日常の出来事をとにかく書く、2冊目はその日に読んだものや考えたことを書く、3冊目は作り物にトライするものですが、すべて片側のページは空欄にしておく。
片側のページが1か月くらいで埋まった時点で、これらを素材として空欄に膨らませながら文章を膨らませていく。
この作業をあきらめずに1年もやっていれば、物語を構成する創造力の質は飛躍的に進歩するはずというもの。
小説の素材は、小さなことでも何か心がざわざわする出来事を忘れずにノートにつけておき、ある程度の期間寝かしておくことで自然に頭の中で発酵していくのだそうです。
本の内容は、紀伊国屋ホールで行われた連続講演を加筆したものです。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2018年8月24日
- 読了日 : 2018年8月24日
- 本棚登録日 : 2018年8月24日
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