主人公は、ハロルドとエリカという架空の男女。生まれも育ちもまったく違う2人の誕生から、青年期、出会いと結婚、壮年期、老年期、そして最期の瞬間までをたどり、「無意識」が人間の一生にいかに大きな影響を及ぼすかを、脳科学、心理学、行動経済学、哲学などの先端諸学の成果から明らかにする。そこから浮かび上がる「社交する動物(social animal)」=人間にとっての理想の生き方とは?あなたの人間観を根底から覆す刺激に満ちた科学物語。ーー
人は生まれたときから死に向かって歩みだす・・そして、誰しも有意義な人生を送りたいと思うもの。その長い行程には失敗もあれば成功もある、そうした出来事から何を学び子孫に伝えていくのかは人それぞれに違ってくる。それなら、架空の登場人物に架空の人生を生きてもらって、そこから教訓を学ぼうというのが本書の目的です。
とはいえ、内容は原書のタイトル通り科学的というよりも行動経済学的だと思います。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
未設定
- 感想投稿日 : 2020年11月20日
- 読了日 : 2020年11月20日
- 本棚登録日 : 2020年11月20日
みんなの感想をみる