放課後探偵団 (書き下ろし学園ミステリ・アンソロジー) (創元推理文庫)

  • 東京創元社 (2010年11月28日発売)
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感想 : 131

≪放課後のために,学校へいこう≫

似鳥鶏さん…「市立高校シリーズ」は読もう読もうと思いながらも未読なので,今回の短編が初読み.流石です.こういうややこしいことをしてしまうのがミステリの醍醐味であり,面倒くさいところだよね.

鵜林伸也さん…恥ずかしながら,初めてお名前を知りました.しかし,作品はとても面白かったので,これから読んでみようかな?今回の作品のなかで,一番「ありえそう」なのはこれかも.

相沢沙呼さん…「ロートケプシェン,こっちにおいで」で読んだことあったので,思い出しながら読んだ.初めてこの作品で「酉野シリーズ」に触れる人には,若干の,気にならないほどのネタバレが含まれているかも.

市井豊さん…作品を読むのは初めて.今回もっとも「そんな理由で!!」のワイダニット.登場人物は大学生でも,アンソロジー内で浮いた感じはしない.

梓崎優さん…いや,もう,素晴らしい.「どんな伏線も見逃すまい」と気を付けて読んで,気を配った部分なのに,なぜかスッと読ませ,驚きとさみしさ,もしくは暖かさをもたらすラストを用意してくれている.

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2016年5月8日
読了日 : 2016年5月8日
本棚登録日 : 2016年5月8日

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