数と音楽: 美しさの源への旅

著者 :
  • 大月書店 (2016年4月22日発売)
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本棚登録 : 197
感想 : 15
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音楽は理系分野として扱われていて、芸術として認められたのは最近だという話を聞いたことがありましたが、改めて本書を読むといかに数学的に音楽が解釈されていったかがわかります。

内容としては楽典です。そのため、音楽産業的にはどう扱われているか、ポップソングにはどのような事例が...など文化論的なものだと思うと期待外れかもしれません。ですが、音楽と数学といった学問への興味が深まるのではと思います。

以前ある楽典を読んだことがあったのですが、感覚としてはこちらの方が理解しやすいと思いました。学問的な面で予備知識として知っておいた方がより理解しやすそうな面はありましたが、知らなくても読み進められるものになってます。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 坂口博樹
感想投稿日 : 2019年2月10日
読了日 : 2019年2月10日
本棚登録日 : 2019年2月3日

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