十二の贄 死相学探偵5 (角川ホラー文庫)

著者 :
  • KADOKAWA (2015年11月21日発売)
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本棚登録 : 276
感想 : 24
5

死相学探偵シリーズ。大好きなシリーズなのになかなか読み終わりませんでした。そのわけは、冒頭のアレがあまりに怖すぎたから! いくら巨額の遺産が入るからといっても、あれは嫌だー!!!
黄道十二宮殺人事件、ミステリとしてはかなり魅力的な要素です。でもやっぱり普通の殺人ではなく、黒術師の絡む呪術。ミステリとしてもホラーとしても文句なし。ちなみに私、天秤座ですが。あの死相は唯一コントみたいで嫌だなあ、と思いました(笑)。
怖いし犯人の狙いも分からないし、じわじわと嫌な雰囲気がいっぱいの作品なのですが。俊一郎と愛染様の漫才や曲矢兄妹の存在がほどよい笑いと安らぎを与えてくれる印象でした。そしてやっぱり僕にゃんが! ほっこりさせてくれますねえ。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: ホラーミステリ
感想投稿日 : 2016年3月31日
読了日 : 2016年3月31日
本棚登録日 : 2016年3月31日

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