プラネタリウムのふたご (講談社文庫)

  • 講談社 (2006年10月14日発売)
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感想 : 312
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いしいしんじさんの作品は初めて読みました。前半から中盤にかけては、大人のための童話、もしくはファンタジーなのかなと思うタッチで優しさと暖かさに包まれているのですが、終盤に向けて一気に現実に引き戻されて、そのままラストへ。このラストは予想してなかったです。もっと暖かいお話のまま終わるのかと…。山間にあるプラネタリウムに捨てられたテンペルとタットルという双子と村の人や手品師の一団との交流を通して、彼らが成長する姿が描かれます。ページ数が多いので途中だれる部分もありましたが、冬の時期に読むことをおすすめします。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 900 文学
感想投稿日 : 2013年11月14日
読了日 : 2013年11月14日
本棚登録日 : 2013年11月14日

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