伏線回収が素晴らしかった……、
念入りに丁寧に読み進めていたつもりなのに、全く展開を読めなかった。なんて秀逸で美しい物語なの!
作家や脚本家といったクリエイターに焦点を当てている以上メタ的な読み方もでき、辻村深月さんの描写の細さに息を巻いた。
どの登場人物も愛おしいけれど、環と公輝に然るべき幸せな未来が見えて心から安堵した。みんな幸せになっていてほしい。
”怒りのモチベーションに、愛やユーモアが必要だということ“。環のこれを誰よりも理解しているのが公輝というのがもう、最高だ
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2023年12月23日
- 読了日 : 2023年12月23日
- 本棚登録日 : 2023年12月23日
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