上巻を読み終わった時点で主人に
「ラスト覚えてる?」と聞いたら
「電話ボックスの中で主人公がギャーって叫んで、気が狂って終わりじゃなかったっけ?」
と言われました・・・
そして実際ラストを読んだ時はグラって地面が大きく揺れる感覚に襲われました。
ぜんぜん好みの小説じゃなかったけど、こんな感覚になるなんてすごい、と感心。
主人に「違ったよ」と説明しようとしたけど、気が狂ってないともいえない・・・
最後の僕はどこにいるのか?
狭間かも?
何の?
正常と狂気の?
生と死の?
・
・
・
考えてたらどんどん説明ができなくなりました。
重い雰囲気のお話の中で、ワタナベくんがミドリに「春の熊くらい好きだよ」って言うところのセリフだけは大好き。
クリっとしたおめめの小熊ところころしたい!
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2012年8月23日
- 読了日 : 2010年10月5日
- 本棚登録日 : 2012年8月23日
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