ノルウェイの森 下 (講談社文庫)

著者 :
  • 講談社 (2004年9月15日発売)
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本棚登録 : 45003
感想 : 2879
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上巻を読み終わった時点で主人に
「ラスト覚えてる?」と聞いたら
「電話ボックスの中で主人公がギャーって叫んで、気が狂って終わりじゃなかったっけ?」
と言われました・・・

そして実際ラストを読んだ時はグラって地面が大きく揺れる感覚に襲われました。
ぜんぜん好みの小説じゃなかったけど、こんな感覚になるなんてすごい、と感心。

主人に「違ったよ」と説明しようとしたけど、気が狂ってないともいえない・・・
最後の僕はどこにいるのか?
狭間かも?
何の?
正常と狂気の?
生と死の?
 ・
 ・
 ・
考えてたらどんどん説明ができなくなりました。


重い雰囲気のお話の中で、ワタナベくんがミドリに「春の熊くらい好きだよ」って言うところのセリフだけは大好き。
クリっとしたおめめの小熊ところころしたい!

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 恋愛
感想投稿日 : 2012年8月23日
読了日 : 2010年10月5日
本棚登録日 : 2012年8月23日

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