雨ふる本屋とうずまき天気 (単行本図書)

著者 :
  • 童心社 (2017年5月8日発売)
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本棚登録 : 302
感想 : 12
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甥っ子ちゃんにおススメされて急いで読んでます(汗)
児童書とはいえ350頁以上ある~
小学校低学年でこの本が好きだなんて大したものだ、と身内びいきしながら読み終えました☆

本作はシリーズ3作目で2巻を飛ばしてしまいましたが(間違えて先に3巻を図書館予約をしてしまった)、1作目を読んでいれば意味は通じると思います。
今回は鳥の姫と白大蛇のタユマユラがよかったな。
挿絵の姫はかわいいし、白大蛇は美しい。
そして鳥の姫さまが、「鳥びとには鳥びとの生き方があるのよ。あんたの物差しで世界中のなんでもはかれると思ったら、大まちがいだわ」と主人公のルウ子に言うところなんかもね。
大人の私はどうしても道徳的な場面に引っかかっちゃうんだけど、いろんな生物が混じりあうファンタジーな世界でこそ、生き方は人それぞれ、と肝に銘じておくべきだなあ、と。
ルウ子と共に、ハッとしました。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: ファンタジー
感想投稿日 : 2021年1月7日
読了日 : 2021年1月7日
本棚登録日 : 2021年1月7日

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