自分の薬をつくる

著者 :
  • 晶文社 (2020年7月14日発売)
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本棚登録 : 1103
感想 : 85
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躁鬱の夫が坂口恭平に興味を持ち、私もTwitterをフォローし始めました。もともと才能豊かな方なのだと思うけど、苦しかっただろう鬱との付き合い方を自分なりに探求して、実践して、惜しげもなく披露してくれて、毎日感心してしまいます。
この本も、分かるところもあれば、うーん、あとでもう一回よく読んでみようかなというところもあったりするけど、坂口さんがサービス精神旺盛に語りかけてくれる感じがして、どんどん読めてしまいます。
悩みは人に話してみると、その人個別の悩みというものはなくて、だいたいどの人も同じことで悩んでいる、つまり普遍的な悩みなんだと気づくことで、楽になる。だから、悩みはどんどん口に出した方がいいよ、ということや、やりたいことだけやろうとするより、やりたくないことはやらない、という方が早いよ、とか、そうだよなあ、とたくさん思いました。
また少し時間をおいて読んでみたいし、他の坂口さんの本も読んでみたい。そして、私は、誰の目も気にせず、やりたくないことはやらないで、やりたいなと思ったことは脈絡なくやろう、と思いました。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2020年8月13日
読了日 : 2020年8月13日
本棚登録日 : 2020年8月13日

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