パディントンの存在は知っていたが話は全く知らなかったので今更ながら読了。
帽子をとってお辞儀するのが妙に礼儀正しくて可愛い。しかし、毎回起こすドタバタは無邪気なものだ。暗黒の地ペルーから来た、ママレードと新しいもの好きな小熊。
今作では手品の話が1番面白かった。勝手にパディントンの誕生日パーティに参加したのに(日頃から)ろくな事を言わない近所に住むカリー氏の腕時計を小さな金槌で4、5回強く叩くパディントン。
手品の説明書のページをめくると、「この手品をするときは、あらかじめ別の時計を用意しておかなくてはいけない。」という不吉な文字が目に入り、おそるおそるハンカチの端を持ち上げる。p201
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- 感想投稿日 : 2024年3月8日
- 読了日 : 2024年3月7日
- 本棚登録日 : 2024年2月23日
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