初めて読んだのは30年前の角川文庫で、集英社のは読んでいない。今も本棚の奥には角川文庫の版が眠っている。当時高校生。それほど読書に興味はなかった自分だったが、ちょうど映画版が「ついに決定!」みたいな状況で試しに友人から第一巻を借りて読んだ。あのころは超能力もブームだったし、すぐに夢中になった。7巻あたりから一気にスピード感がゼロというか、全然話が進まず、何度も何度もくどいくらいな心情描写に辛い部分もあったが、それでも時々感動する部分もあり、最後(20巻)まで付き合ったものの、「え~、これで終わり?っていうか終わってないし」と、肩透かし感全力で。代わりに真・幻魔大戦に走ったのはやはりこの話が好きだからでしょう。
一番好きなのは第4巻ですね。
読書状況:読み終わった
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平井和正
- 感想投稿日 : 2011年12月12日
- 読了日 : -
- 本棚登録日 : 2011年12月12日
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