貧乏だけど贅沢

著者 :
  • 文藝春秋 (1999年2月24日発売)
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感想 : 16
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深夜特急を読んでからというもの沢木さんの本を読み漁っています(^^)。
対談集のこの本、俳優の高倉健さん、小説家の群ようこさんとの対談がぐっと心にひびきました。
特に、高倉さんとの対談で、沢木さんの話していた少欲知足につながるところ。年齢をかさねていくにつれて、モノだけでなく、人間関係などいろいろなモノが増えてくる。それにつれて、自身の自由度がなくなっていく。
所有欲を満たすには、それを持つために相応の仕事をして、金をかせぐ生活をしなければ物は持てない。少ない物で足りることを知れば、それほど稼がなくてもよくなるから、仕事を選ぶことができ、自由になれると。
理想かもしれないけれど、確かに一理あるな~と思う。
物も人も断捨離、シンプルライフを心がけたい。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 旅行(ガイド・エッセイ)
感想投稿日 : 2012年10月22日
読了日 : 2012年10月22日
本棚登録日 : 2012年10月22日

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